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だいぶタイム不足

お久しゅうございます。(^∀^)

この前の全文ぶっ飛びトラジックから15日も経ってしまいすた。

半カ月だよっ!

なんだか最近リアルの演劇部の方が忙しくて…

もしかしてこれがリア充ってやつか?!

…なんか違う気がする…(´・ω・`)

まぁ、でもなんだかんだで台本も書きあげまして

キャストもオーディションにて決定いたしまして

あとは台本の修正(これが死にそうになる)と演技練習、演出を考えねばですね。


4月に公演予定です。

宮城県内であればもしかしたら情報が入ってくるかも…?

外部に公開するとかそこンとこも検討途中なのですが…。


脚本・監督・演出(ほぼ人員不足が原因)を今回もやらせていただきます。


『COLOR』

タイトルに反した
色の無い少女のお話です。


群青、紅蓮の赤色、浅黄と萌黄、なんてキャラも出てきます。

4月まで愛すべき色たちと付き合って行こうと思います。

***

以下は前に書いて、データの肥やし(?)になってた駄文です。

ムシクイのレイカの話

ケピがまだ青いクンパだった時の話。

+++++++++++++++++++

『ないしょの話』

世界はまだ、初(ファースト)の色。

ぐるぐると、新しい居場所を確認する。
少女の碧黒の丸い瞳はそれに合わせ、くるくるとよく動く。
白い世界に切り出されたような空間。
ペタリと座った、草の上。
目に映るのは、小さな庭園、申し訳程度の花、自分の身の丈ほどもある大きな懐中時計…。
上、下、右、左と確認したところで、少女はふぁ…と、退屈そうに息を吸い込んだ。

殺風景だと思った。
色が少ない。
音も少ない。

もしかしてとんでもないとこに来ちゃったかなぁ

元居た場所が賑やかすぎたのだと気付くのはもう少し経ってからだ。
今は白い世界に切り出された小さな空間に、ただただ自分の呼吸が響くのを感じながら。

少女は一人、自分の主が帰ってくるのを待っていた。

何処へ行ったのだろう自分の主は。
朝から帰ってこない。
行ったところにだいたい見当はつくけれども。
しかし、買ってすぐに設置し、そのまま放置はどうかと思った。

ムシクイって、損な種族ね。

ムシクイ。
それは少女の種の名であり、同時に宿命を表していた。
韓紅の髪の色も、何千といるであろう、仲間と同じであった。少女は生まれる前からやることが決まっているのだ。

それは、食べること。
ただ食べるではなく、代わりに食う。
それは見方によっては奪うことに等しい。
餌に手を伸ばす自らの主よりも先に、
体を気にせず、
呼吸よりも早く。
食わずにはいられない。
身に擦り込まれた本能が、いつも思考を無視した。

なんでカミサマは…

少女も例外ではない。その本能に従うことこそ生きる意味。きっと自分を買った主も、ムシクイの本能を使うためにここに置いているはずだ。
そう、買うのは、使うため…。

所詮、

「ムシクイは道具なのよね。」

空虚な空間に、鈴のような声が霧散した。

その刹那。

世界が震える。

空間が歪み、奇怪な生物が姿を現す。
黄色い体に小さな羽で、それはブーンと唸るような羽音を響かせた。

少女は一瞬身構えたが、すぐに緊張をとく。

ああ、なんだ。

この世界には、バイオレコードと呼ばれる身分証のようなものがある。
しかし、その小さなスズメバチは、身分証を見るまでもなく弱い生き物だとわかった。

レベル 2、3ってところかな。

島モンと呼ばれる類であろう。少女はいつか、客たちが話していたのを思い出す。
彼らには、こっちから危害を加えなければ、何もしてこないはず。

きっと5分、長くても10分の付き合い。

それでも、何を思ったのだろう。
何が気を引いたのだろう。
なぜか少女は、その奇怪な黄色に声をかける。

「ハチ、だよね。君、運がいいよ。」

返事なんか端から期待していない。
一方的に話しているだけ。

「ここの主人、モンが嫌いみたいだから。」

それは頬に貼られたガーゼと、彼の纏う空気から容易に推測できた。
今もきっと何所かに狩に…

「君なんてきっと一撃。」

それに

「初めて会った時、血の匂いしたし。」

それは、鼻につく鉄のような、恐ろしくも悲しい匂い…。

「あたし、だいじょうぶなのかなぁ」

ここに居ても、いいのかなぁ

スズメバチは興味も示さない。
自我があるのかすらわからなかった。

それでも、少女は感情だけを言葉に乗せて話す。

「もしかして、虐待されたりして」

知ってる

「奴隷みたいに扱われたり?」

そんなことはありえない。

「それともか…」

言っていて、空しいことぐらい、わかってる。

彼は、買ってから一度も目を合わせてくれない彼は、きっとそんなことすらしてくれない。
きっと生き物として、扱ってくれない。
所詮、道具。
ムシクイは、道具。

「ねぇ、どうしてだと思う?」

もしかしたら自分より自由な彼らへ問う。

どうしてカミサマは―

島から島へ放浪する彼ら、
島に縛られる自分。

「あたしに感情があるのはどうして?」

与えられなければ、何も感じなかったのに、
こんなに不安にならないのに
こんなにも
こんなにも

「う…」

何かがつっかえる感覚がした気がして、
少女は胸を押さえてうずくまる。

「マハラのところに帰りたいな…」

懐かしい店の主人を思い出す。
長いこと世話になった。
最後は大きな体に笑みを浮かべ、送り出してくれた。
優しい彼のもとへ

「帰りたいよ…」

ブーンと羽音。
気がつくと
目の前に居る黄色。
一概にモンスターと軽蔑される種族、
襲い、食う者。
疎まれ、憎まれるはずの、
恐ろしいはずの、瞳。
何もないはずの、
がらんどうの、黒。
だけど

「お前、泣いてるの?」

瞳が濡れていたわけではない。
きっと、ただの錯覚。
けど、そう見えたのは―

世界が震える。
空間がゆがむ。
見えなくなる、黄色。

「まって!!」

立ち上がり、駆けだすが、足がもつれて倒れこむ。

自分を置いてきぼりにして、ゆがんだ空間に、消える、黄色。

膝がひりひりと熱い。

「げ、さいあく…。」

赤がにじむ。

「さいあく…」

瞳に透明がにじむ。

大したことない。
何をされたわけでもない。
ただ、不安なだけなのだ。
しかし、小さな体の少女には
ただ、それが大き過ぎただけなのだ―。

とめどない、透明。
一度栓が緩めば、止まらなかった。

いやだよ
こんなのはいやだ

韓紅のちいさなムシクイよ

体を気にせず

呼吸より声をあげて

「ぅあああああん!」

子供のようだと思った。

でも仕方ない。

―だってあたしには感情があるのよ!―

「無視しないでよぅ!!!」

いないはずの彼に叫んだ。

もといた場所が賑やか過ぎた。
もといた世界が明るすぎた。
あたし一人でこの島は、寂しすぎるよ…。

「無視なんか、した覚えないが。」

空間に響く、低い声。

ハッと気付いた時には遅かった。
ばっちりと見られてしまった。
目の前の、主に。

「ご、ごめんらさい。」

いつの間にか帰ってきた主に驚いて、慌てて拭う。

「まて、鼻水を服で拭うな、汚いだろ。」

背恰好は、まだ声変わりして間もない少年のよう。
しかし彼から発せられるのは、妙に大人びた、落ち着いた声。

「ぅあ、ごめんなさいっ!」

どうしたらいいのかわからなくなって慌てふためく少女に
その青色のクンパはため息をついた。

「新しい服も買ってこないといけないな…」

今主が言った言葉に、少女は耳を疑う。

「ふ、く?」

慌てていた少女の目には入らなかったのだろう、
青いクンパの両手には、大量の荷物が抱えられていて。

「おい、手伝え。全部お前のものなんだから。」

「あたしの…?」

まさか、そんな

「ムシクイが喜びそうなもの、マハラに聞いてきた。」

荷物に付いたマークは、まぎれもなく自分の出所。

箱から出てくる、色とりどりのアイテム

「これからはお前の方が長く島に居るわけだしな。好きなようにしていい。」

「え…あたしのため…?」

とまどう韓紅。

怪訝そうに顔をしかめる青色。

「なにか不満か?」

「いや、そうじゃなくて」

じゃあ彼は、今までずっと狩ではなく、買い物してたと言うのか。

「そうじゃなくて…」

あれ

おかしいな

何も不満など、あるはずがない。
むしろ彼の行動は、自分には満ち足りすぎるはず、だ、が

「あぁ、そういえば無視するなとか言ってたな。すまない。無視したつもりはなかった。しばらくモンしか相手にしてなかったからどう接していいか迷った。それだけだ。」

「じゃあ…!」

彼と目が合った。

少女は瞬間、息をのむ。

「あ……」

それは冷たく凍えそうな青だったけど、
想像したように濁ってはいなかった。

優しくさえ、感じるような…

「虫のある場所はわかるな?腹が減ったら好きな時に食え。」

「え…?」

思わず、噴き出す少女。

「何がおかしい?」

「だって、あたしムシクイだよ?」

ムシクイには満腹感および空腹感がない。
極端な話、与えられれば永遠と食べられるし、
与えられないならそれはそれで生きていけるのだ。

「あぁ、そうか、今のは忘れろ。」

まったく、このクンパは何の目的で自分を買ったのだろうか。
おかしい。
これはおかしい。
自分の中から、何かが溶けて消えていく。


「―何の目的で、か。」

「うん、あたしを利用するためじゃないの?」

「いや…ムシクイの本来の性質は考えてなかった。」

「じゃあなんで?」

「それは…」

ごぅ…と吹く風、舞う花びら。
それは切り出された空間に、新しいアイテムだった。

「待っていてほしいんだ。」

「待つ?」

「俺が帰るのを、ここで。」

「あたしが?」

「ああ。…そうすれば俺は、もうあそこに深く進まずに済むかもしれない…」

あそことは何だろう。
少女は一瞬、青色の瞳が曇ったのを見逃さなかった。
とても、悲しい色。

「…ただ待ってればいいの?」

「そうだ」

「あたし、島めちゃくちゃにしちゃうかもよ?」

「かまわない」

「ホントに?」

「どうせ、俺以外誰も来ない」

「あー、でも」

「でも?」

少女は黄色い影を思い出す。

「わかった。待ってる。」

「…?」

「ずっと、待ってるよ。」

「…ああ。」

「一人じゃないかもしれないけどね」

「一人じゃない?」

「ないしょ」

「ないしょ?」

「ないしょだよ…」

少女はそう言って、満面に笑みを浮かべる。
その笑顔が、一番の最初。
後によく笑うようになる少女の、最初の笑顔。

              (End)
++++++++++++++++++++

お粗末さまでした。m(__)m

また更新がまだらになると思いますが

引き続きよろしくお願いします。
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杏

こんにちは!
遅くなりました、すみませんorz

わわわわわ・・・!
私とは違って文才があるのですね!
私もたまに小説を書くのですが友達からよく
文才がないと言われます(^o^)
文才が欲しいです・・・

クロールをご、500mですか!
私だったら死にますね←
ただでさえクロール泳ぐと体力の消耗が激しいのに・・・
せめて平泳ぎだったらいいんですが><

では!
by (2011-02-13 13:01) 

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